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センター長 木股 雅章
立命館大学理工学部
マイクロ機械システム工学科教授 |
安全・安心な社会の実現のために、宇宙空間からの広域、高感度な観測網が必要とされ、観測用マイクロデバイス（赤外センサ）の感度向上やマルチバンドの赤外観測の必要性が高まっています。このため、３D
BEANSセンター滋賀では、宇宙適用を目指したマルチバンド光学フィルタ向けの3次元ナノ構造形成技術の開発、光学評価、構造評価やその宇宙適用性指標の検討を行います。
研究の実施体制としては、本センターを研究の拠点として、（財）無人宇宙実験システム研究開発機構（USEF）、三菱電機㈱、（財）資源探査用観測システム・宇宙環境利用研究開発機構（JAROS）が参画し、４機関が一体となった研究開発を実施します。
なお、３D BEANSセンター滋賀が立地する立命館大学びわこ・くさつキャンパスには、ナノマシンシステム技術研究センター（その他関連情報リンク参照）が開設されており、その主要研究施設であるマイクロシステムセンターにはマイクロ・ナノシステムの開発設備環境が整備されています。BEANSプロジェクトの目標である革新的次世代デバイス創出に必要な基盤的プロセス技術の開発、評価環境の面において適したサイトであります。
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→ 立命館大学ナノマシンシステム技術研究センター
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３D BEANSセンター滋賀では、研究項目②「３次元ナノ構造形成プロセス技術の開発」 の中で、「宇宙適用３次元ナノ構造形成技術」を開発テーマとして、2波長透過率選択性を有する赤外透過フィルタを、複数の構造パターンを有する３次元ナノ構造で実現するため、３次元構造表面に均一にナノ構造を転写形成する技術の開発、これらの構造を設計する技術の開発、さらに３次元ナノ構造を形成したフィルタにより宇宙空間において、２波長の赤外光が選択的に検出できることを検証する評価手法や評価指標の確立をテーマとしています。
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立命館大学 理工学部 マイクロ機械システム工学科 教授
３D BEANSセンター滋賀センター長：木股 雅章
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